みなさんこんにちは。
ばるーんです。
(たぶん)5回目の視聴です。シン・エヴァ
ブログを始めてから初めての映画ということで、思い出とともにレビューめいたものでも書いてみようかなと思い、キーボードを叩いている
30代の男性諸君には通じるものがあるんではないだろうか(笑)
1995年に放送されたTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの最終作である「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は、エヴァ直撃世代の俺にはリピート視聴したくなるくらい思い入れのある作品だ。
思い返せば、俺がガキの頃にリアルタイムで視聴したエヴァは、表現が斬新でカッコ良くてキャラも可愛い。(レイかアスカか本気で悩んだもんだ。オタクならみんなそうだよな!)毎週めっちゃくちゃ楽しみな作品であることは間違いなかった。
ミサトさんやリツコ、ゲンドウ達の謎の会話や、毎回手を変え品を変えやってくる使徒をどう攻略するのか?と幼心にワクワクしつつ、いつまでも悩んでばかりでエヴァに乗らないシンジに対して
「早くエヴァ出撃させてよ!! 初号機の活躍が見たいよ!!」
ガキ丸出しである。そりゃそうだ。
あの頃はミサトさん達の年齢なんて大人過ぎて想像もつかなかったし、14歳のシンジの境遇に共感できるような感受性もなかった。
で、毎月お小遣いでガンプラ買ってるガノタ、ロボオタである俺にとっては、ロボット然としていないスタイリッシュなエヴァのドンパチシーンが作品としての魅力の大半を占めていたわけである。
世間の盛り上がりが凄まじいものだとは感じていたものの、ガキの俺には「人類補完計画」だとか「ネルフとゼーレ」だとかいう考察ができる頭がなかった。
まぁそれでもあの最終回は忘れられない衝撃を覚えたけどw
その後に始まった「彼氏彼女の事情」も面白かったな~学園モノってことでエヴァ最終回の続きかと一瞬思ったくらい
(閑話休題)
TVエヴァの放映後はカネも近くに映画館もなかったので旧劇場版を観に行くことができず、しばらくの間エヴァから遠ざかっていた。たぶん、「新劇場版:序」までは。
んで、「序」を観て数年後、社会人になってからBANDAI CHANNELに登録して、たまたま見放題作品の一つにエヴァがあったので十年ぶり(?)に2回目の視聴をしてみることに。(この記事時点では見放題作品じゃなくなっているよ)
お、おもしれえ!!!!
大人になったら分かる。14歳の少年にいきなり使徒と戦えというミサトさんやゲンドウのイカレっぷりが!!
いくら世界が切羽詰まっている状況とはいえ、いきなり
「乗るなら早くしろ。でなければ帰れ!!」
ゲンドウ…鬼かよww 実の息子に対して再開して間もなくとんでもない事言ってるなとようやく分かるようになった。
ミサトさんも
「乗りなさい」
ってアンタも鬼かw
TV版放送後から10年以上経過してやっと「エヴァ世界の大人はヤベエ」ってことを知ることになった。
でもやっぱりシンジくんは主人公で、エヴァに乗るし、活躍していくシーンには心踊るものがあった。
それからドハマリし続け、「破」でシンジくんの覚醒に大興奮し、「Q」で皆さん真逆の塩対応に唖然として
ようやくシン・エヴァンゲリオン劇場版である(前置き長すぎ)
今までのシリーズでは、視聴者になんの説明もなく意味ありげな単語を出しまくっていたあのエヴァが、最終作ではこんなに丁寧に解説してくれるだなんて!
トウジやケンスケといった成長したキャラクターや、第3村の人々等、登場人物が本当に多い作品だなと今更ながらに気付かされる。
コレって、シンジ(=視聴者)の時間経過による精神の成長、環境は千変万化であること、人同士のつながりを作品と現実でリンクさせているんだろうな~
シンジ(=視聴者)も過去にとんでもない事やらかしちゃったかも知れないけど、悪い側面ばかりじゃないよ、って。人間は失敗から学んで、意味あるものに認識していくことができるんだよ、ってさ。
俺らもそうじゃない? 例えば仕事で大なり小なりミスったりするじゃん。でもそこから考えるよね。どうやったらミスは無くなるんだろ? 再発防止するために、どこの時点でチェックしなきゃならんだろ?って。
立ち直ったシンジがゲンドウと対峙して、和解していくシーンでも暴力ではなく対話を繰り返すのが印象的だった。
ドンパチじゃ根本的に解決せんよって。ゲンドウの抱える問題(苦悩?)を解決するには、ゲンドウ自身で答えを見つけ出さなきゃならんよって。
あー、この辺はちょっとまとまりが無い。また今度追記しよう。
結局言いたいことは
「シン・エヴァ最高!!! お疲れ様!! 素晴らしい作品をありがとう!!! でも俺は初号機の活躍がもっと観たかったよ!!」
ポスターがカヲルくんだったんで、マリをゲットするためにまた観に行きます(フラグ
それではまた次回の記事でお会いしましょう!