Yahooの記事を眺めながらそんな事をふと思ったばるーんです。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6484105
当然のように残業を強いる企業や、定時後も職場に残ることを美徳とする考え方は今や時代遅れだろう。
働く誰しもに重くのしかかる税負担や社会保険料を天引きされ、僅かに残ったお金で家賃や車のローン等を支払う。
この上、残業して時間すら失ってしまうだなんて。もはや何のために生きているのか分からなくなる。
しかしまあ、今後そういう企業は減っていくと信じたい。
昨今の転職市場の活況振りからして、従業員を軽視する企業に、今後の生き残りは困難なものとなっていくだろうから。
企業は優秀な従業員の退職を防ぐために、あの手この手で施策を打ってくるハズだ。
労働者も、より高待遇な企業を求めて積極的に転職活動を行うだろう。
とまぁ、通り一辺倒なことはこんなもんとして。
僕が申し上げたいのは、労働者サイドも変わってかんとならんのじゃないかということだ。
勤め先や政府に文句を言うのは誰だってできる。僕も一過言を持っている。何らかの形で意思表示する必要があるのもわかる。
しかし、声をあげてもすぐには変わらないのが組織であり、国だ。そんなところに文句を垂れ続けるよりも、自分の行動を変えていくべきじゃないだろうか。
今の仕事で慢性的に残業をしているとして。
- 仕事のやり方は変えられないのか?
- 他の人に一部でも業務を分担できないのか?
- 何が無駄で、どうしたら早く終わるのか?
- そんな職場に見切りをつけて、転職活動やスキルアップをしているのか?
など、労働者側も工夫する必要があるだろう。
(もちろん、みなさんされているとは思うが)
仕事において、1日のスケジュール、明日の予定、来週までに仕上げること、今日はどこまで進める必要があるのか、その時間は何時からなのか。
残業をしたくないのなら、常に時間を意識することだと思う。
トラブル対応はやむを得ないとしても、仕事が始まって場当たり的に作業をこなし、気がついたら定時を迎えていた……なんて言うのはナンセンスだ。
上に書いたように、これからの企業は更に残業に目を光らせることだろう。そんな世の中になればなるほど、逆に残業をする従業員は目立ってしまう。
割り振られた仕事が多過ぎるのか、自分の手腕なのかは人それぞれだろう。
前者なら上司に相談すべきだし、改善しなければ転職も選択肢に入れる必要があるだろう。
後者なら改善の余地は無いのか探るべきだ。今日が何月何日で、仕事における直帰の締切はいつなのか。どこまで作業を進めるべきで、何日がデッドラインなのか。
そのあたりは常に意識しておく必要がある。仕事が多いなら、把握しているものだけでもメモに書いて優先順位をつけよう。
そうした自らの努力もせずに残業は悪だなどと言うのは……ちょっと納得し難いものがある。
逆にそれだけできれば、よっぽど無い限りほとんど残業なんてせずに済むんじゃないかなぁ……と思わんでもない。
まぁ誰もが残業なんてしたくないけど、その前にやるべきこと確実にこなさんとならんよねというお話しでした。
それでは次回の記事をお楽しみに。